表彰制度IT賞

IT賞 受賞企業

2023年度(第41回)IT賞
受賞企業

受賞企業 受賞企業と受賞テーマ
IT最優秀賞
(サステナビリティ領域)

旭化成株式会社

旭化成株式会社における製品別CFP可視化システムの構築
IT最優秀賞
(顧客・事業機能領域)

東日本旅客鉄道株式会社

次世代の交通案内サービス 遅れ情報を反映させた“リアルタイム経路検索”の実現
IT最優秀賞
(トランスフォーメーション領域)

HILLTOP株式会社

金属の切削加工工程における職人技のデータベース化・共有化による製造DXの実現
IT優秀賞
(マネジメント領域)

日本電信電話株式会社/NTTコムウェア株式会社/NTTファイナンス株式会社/株式会社NTTExCパートナー

グループ共通IT導入による国内事業会社115社のバックオフィス業務の刷新
IT優秀賞
(マネジメント領域)

日本電気株式会社

Cyber Security Dashboardによるデータドリブンなセキュリティカルチャー変革
IT優秀賞
(社会課題解決領域)

株式会社ミライロ

デジタル障害者手帳「ミライロID」 ~4,000万人の外出促進と事業者の負担軽減に向けて~
IT優秀賞
(社会課題解決領域)

株式会社ミスミグループ本社

ミスミが仕掛ける製造業のDX、日本発グローバルNo.1
ものづくりプラットフォームを見据える「meviy(メビー)」
IT優秀賞
(トランスフォーメーション領域)

トラスコ中山株式会社

環境負荷、社会問題の解決に向け、 物流・商流をデジタルや物流機器を活用して変革
IT優秀賞
(オープンイノベーション領域)

株式会社三井住友フィナンシャルグループ/株式会社三井住友銀行/三井住友カード株式会社/
株式会社日本総合研究所

個人顧客向け総合金融モバイルサービス提供におけるSMBCグループ内外横断プロジェクト
IT賞
(マネジメント領域)

パーソルホールディングス株式会社

商材数200超のクロスセルを支えるWebアプリを自社開発~クロスセル売上156%成長への道のり~
IT賞
(マネジメント領域)

関西電力送配電株式会社/株式会社関電システムズ/株式会社テラスカイ

現場出向業務をSaaSで刷新し「お堅い会社」文化に風穴
大きな業務改革と全社DX推進の基盤作りに成功
IT賞
(マネジメント領域)

明治安田生命保険相互会社

AIロープレシステムに対話型機能を追加
~スマートフォンで提案力向上に資するトレーニングが可能~
IT賞
(マネジメント領域)

イーデザイン損害保険株式会社

デジタル保険会社としてのアジャイルトランスフォーメーション
IT賞
(マネジメント領域)

西日本旅客鉄道株式会社/株式会社JR西日本ITソリューションズ

未来を動かす!JR西日本グループデジタル戦略を加速するDX基盤整備
IT賞
(顧客・事業機能領域)

株式会社wash-plus

コインランドリービックデータ×気象データが導く “ダイナミックプライシング”
IT賞
(顧客・事業機能領域)

アフラック生命保険株式会社

変更保全手続きにおけるDXを通じた感動的な顧客体験の創出
IT賞
(顧客・事業機能領域)

鉄道情報システム株式会社

アシストマルス AIを活用したきっぷ販売機能によるお客さまサービスの向上とオペレータの業務効率化
IT賞
(顧客・事業機能領域)

MS&ADシステムズ株式会社/MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社

“グループデータ連携基盤”の開発~社会との共通価値の創造に向けたインフラの強化~
IT賞
(顧客・事業機能領域)

日本航空株式会社

国内線運賃刷新ならびに最新デジタルトランスフォーメーション基盤の構築(RIBBONプロジェクト)
IT賞
(社会課題解決領域)

東京ガス株式会社

東京ガスの電気自動車充電サービス「EVrest」の提供を通じた充電設備の普及促進
IT賞
(社会課題解決領域)

三井不動産株式会社

リアルとデジタルを最適に組み合わせた物流サービスの顧客提供による、物流“2024年問題”解決への取組
IT賞
(社会課題解決領域)

SCSK株式会社

デジタルの力で、フェア・効率的・ホワイト・エコな物流への
チャレンジ~運送事業者の車両・整備情報を一元管理できるサービス「運送革命」を提供~
IT賞
(サステナビリティ領域)

東京海上日動システムズ株式会社

多様な人材が集まり、活躍するサステナブルなIT組織を目指して
IT奨励賞
(マネジメント領域)

一般社団法人 1.7GHz移行推進協会

クラウド活用!企業内業務を短期構築
1.7GHz帯移行促進措置事業2,110億円の業務効率化
IT奨励賞
(マネジメント領域)

オリックス銀行株式会社

これからの時代に相応しい勘定系システムへの更改プロジェクトについて
IT奨励賞
(マネジメント領域)

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社/
MS&ADシステムズ株式会社/NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

セキュリティ・バイ・デザインに基づくセキュリティ強化スキームの構築
IT奨励賞
(マネジメント領域)

DHLジャパン株式会社

サポート部門から、他部門に価値をもたらす
ビジネスパートナーへの変革によるIT本部の社内プレゼンスの向上
IT奨励賞
(マネジメント領域)

三菱HCキャピタル株式会社

10年後を見据えた多面的アプローチによるDX活用のための土台作り
IT奨励賞
(マネジメント領域)

FWD生命保険株式会社

メインフレームからクラウドへー基幹システムのモダナイゼーションー
IT奨励賞
(社会課題解決領域)

富士ソフト株式会社

拠点が離れていてもストレスのないチーム連携を実現する仮想オフィス空間の構築
IT奨励賞
(オープンイノベーション領域)

MS&ADシステムズ株式会社

スマートフォン完結型の変額年金保険“AHARA(アハラ)”の開発
IT奨励賞
(サステナビリティ領域)

ニッセイ情報テクノロジー株式会社

“人と向き合うIT”でお客様と共に社会課題へ貢献 ~サステナ経営を支える仕事の意義実感プロジェクト~

IT賞 -Information Technology Award- の概要

賞の種別

IT賞は、企業・団体・機関の取組みに対して、その理念や目的ならびに展開の範囲・特性等によってカテゴリー(取組領域)を分けて、カテゴリーごとに固有の評価視点から評価し、授賞の対象を決定します。

IT賞の種別 内容
1.IT賞(カテゴリー別) 応募者が申請した取組領域ごとの評価視点に基づき、他の企業・団体・機関に対する範例となる優れた取組について授与します。
2.IT優秀賞(カテゴリー別) 各カテゴリーにおいて活動内容および成果について特に優れていると認められた取組にはIT優秀賞を授与します。
3.IT最優秀賞 カテゴリーごとのIT優秀賞受賞者の中で特に卓越した成果を示した取組、および申請カテゴリーにおいて優秀であるだけでなく他の一つもしくは複数のカテゴリーの評価視点に照らしても優秀であると認められた取組について、IT最優秀賞を授与します。(IT最優秀賞は該当無しの場合もあります)

なお応募カテゴリーについては以下のように設定しますので、応募者は評価を望むカテゴリーを応募にあたり選択していただきます。カテゴリーの選択に迷われる場合は第二希望のカテゴリーを選ぶこともできます。

IT賞の応募カテゴリー 内容
1.マネジメント領域 既存事業への業績貢献、IS部門の自社内(グループ内)地位向上に関わる取組。
業務の効率化、業容拡大への対応、サービスの無人化無休化などによる大幅なコスト削減などの業績貢献を行う。ないしはこれらへの取組を通じてIS 部門の社内地位の向上を図った。
2.顧客・事業機能領域 IT活用によって顧客との関係性の革新を図る取組。
新しいカスタマー・エクスペリエンスを創造するなど、ビジネスのフロントエンドにおけるIT活用によって顧客に対するサービスや機能の革新を図る。業界として初めての事業機能やサービスを導入した。
3.社会課題解決領域 業績的な成果にこだわらず、社会実験や社会貢献に資する活動への取組。
産学/官民協同プロジェクト、新しいプラットフォームサービスの構築、自社事業の顧客や関連事業者に対する採算性を伴わない活動などで、自社の情報資源や情報技術を生かして公益や社会責任、社会課題の解決に貢献した。
4.トランスフォーメーション領域 事業・組織トランスフォーメーションへの取組。
事業・組織のあり方を変えるデジタルトランスフォーメーションへの取組みによってITをビジネスや組織経営の根幹にしていくような変革を行う。もしくはそのためにレガシーマイグレーションを行いIT資産の統合や再構築ならびにアウトソーシングやサブスクリプションへの移行などを進め、将来の技術および事業展開への対応の機動性を高めた。
5.オープンイノベーション領域 オープンイノベーション、ビジネスコラボレーションへの取組。
ITによるオペレーションの標準化や情報の共有化、機能連係、ビジネスプラットフォームの構築などによって、従来からのバリューチェーンにおける取引や提携関係とは異なる(新しい)複数の業種・業態間の事業連携を実現した。
6.サステナビリティ領域  SDGsの展開とIT・デジタルによる貢献。
持続可能な開発目標(SDGs)を掲げ、IT・デジタル技術の適用や実装により、「カーボンニュートラルへの取組み」「気候変動への対応」「多様性の尊重」「従業員の健康とウェルビーイングの実現」「ダイバーシティ&インクルージョン」といった分野で顕著な実績をあげた。
  • ※応募者の申請したカテゴリーの評価視点よりもそれ以外のカテゴリーの評価視点で評価する方がより高く評価できるとの理由によって、審査委員会の判断により申請とは異なるカテゴリーで表彰することがあります。
  • ※カテゴリー別の応募方式としていますが、複数のカテゴリーをまたがる横断的な取組活動も対象とします。この場合、カテゴリーに合わせて取組の一部を切り取ったり、分けて応募したりするのではなく、全体像を説明・プレゼンしていただくことを推奨します。
  • ※全体の応募件数が、審査のキャパシティに影響を及ぼすと審査委員長が判断した場合は、複数以上の応募のあった同一連結グループ企業に対し、グループ内で申請件数の調整をお願いすることがあります。
  • ※上記各賞に該当しない場合でも、その成果について将来性・発展性が認められる場合については、「IT奨励賞」を授与することがあります。

応募について

  • IT賞への応募を希望される方はエントリーフォームに必要事項をご入力の上、お申し込みください。
    (2023年度の締め切りは8月31日(木)17時までです。お申し込みが応募期日に間に合わない場合は、審査対象から除外されることがございますので、ご注意ください。)
  • 応募にかかる費用は無料です。注:表彰式典(第39回IT戦略総合大会)には受賞各社より5名様以上のご参加(有償)が必須となります。
  • IT賞は、企業・機関・団体の規模、業種に関わりなくご応募いただけます。
  • IT賞は、過去のOA賞・IT賞を受賞された企業・機関・団体においても、その水準が向上したと認められた場合、再応募可能です。

審査の方法及び日程

  • IT賞委員会が定める審査規定に則り、審査委員会による書類審査ならびヒアリング審査が実施されます。
    応募の締め切りは2023年8月31日(木)17時までです。
  • 2023年6月30日(金)

    2023年度IT賞募集開始

  • 2023年8月31日(木)17:00

    応募締め切り(審査書類提出期限)

  • 2023年9月上旬~9月中旬

    1次審査(書類審査)

  • 2023年9月下旬~10月下旬
    ※原則上記期間内で実施します。

    2次審査(1次審査通過企業によるヒアリング審査)
    (1社プレゼン15分、質疑応答20分計35分程度)

  • 2023年11月中旬

    応募企業への結果通知

  • 2023年11月下旬

    報道機関へニュース配信による受賞企業の対外的発表

  • 2024年1月31日(水)

    表彰式典(第39回IT戦略総合大会内にて実施)

<ご注意>

  • ・1次審査申込は小会ホームページ2023年度IT賞エントリーフォームより応募いただきます。
  • ・1次審査(書類審査)に通過された企業は、2次審査(ヒアリング審査)へ進んでいただきます。
  • ・2次審査(ヒアリング審査)は、原則オンライン会議形式にて実施します。オンライン会議ではZoomを使用しますが、Zoom以外の方式での審査を希望される場合は、事前に事務局へご相談ください。
  • 表彰式典ならびに受賞記念講演は、2024年1月31日(水)開催の小会主催「第39回IT戦略総合大会(会場:ザ・プリンスパークタワー東京)」会期内にて開催いたします。

情報化月間表彰への推薦

経済産業省をはじめとする関係6府省(内閣府、総務省、財務省、文部科学省、国土交通省)は、毎年10月を情報化月間と定め、 情報化に関する普及・啓発を重点的に行っています。毎年、月間記念行事として情報化促進貢献個人・企業等・情報処理システムに関する表彰等を実施しています。小会では、IT賞受賞企業の中より、同表彰への推薦を行っています。

IT賞「Super SE 100人衆(IT優秀個人表彰)」について

小会では平成26年度より、IT賞受賞企業の中から特に顕著な活躍・貢献したと思われる個人を選出し、Super SE 100人衆として表彰いたします。
毎年5名から10名程度をめどに選出し、最終的には100人を目指します。

Super SE 100人衆とは

  • IT賞受賞企業からの人材候補者の推薦をベースに選定。人材候補は自社社員に限らずIT推進のパートナーからも選出。ただし、事業や企業の経営者の地位・役割ではなく、IT関連の実務家として卓越している人材を推薦するという視点から選定します。
  • Super SE選出には毎年5名~10名をめどに行い、対象者の数を増やしていくことを目指し、最終的には100名を目指します。なおある程度の蓄積が得られたら、IT協会において「IT上質人材像」の具体化のための研究に結び付けていく予定です。
  • 受賞者の推薦理由をIT活動領域とタイプ別のマトリックス(推薦シート)の上にプロットし、どのような行動様式や思考様式を持った人材がどのような業績をあげるかという関係性を分析します。これによって、現実的かつ経験的に辿ることができる卓越人材のスキル特性を描写することを最終目標とします。

Super 100人衆選考の視点

  • 1. ビジネスやマネジメントに関する独自の視点やアイデアの発揮
  • 2. 企業価値、商品価値向上に資するIT活用アイデアの提供と具現化
  • 3. 顧客もしくは自社における新たなビジネス創出への関与と貢献
  • 4. ユーザの業務に対する本質的な理解
  • 5. 安全・安心・コンプライアンスの遵守への貢献
  • 6. プロジェクトマネジメントスキルおよびリーダーシップ
  • 7. ITの動向や活用に関する理論・技術への見識と適用。
  • ※人材像を理念型として描く時には往々にして期待される全ての特性や能力を備えた「スーパーマン」を求めるような議論になりがちですが、ここでは上に述べた七つの視点の全てを兼ね備えた「幻の人材」を探し求めるのではなく、七つの視点(七芸)の中の一芸・二芸・三芸に秀でた実在する人材を探し、そこから理念型としての理想人材を想定いたします。

IT賞「Super SE 100人衆」選考結果と選考理由

応募に関するお問合せ先 / 応募先

公益社団法人企業情報化協会 IT賞審査委員会事務局

〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル3階
TEL:03-3434-6677 FAX:03-3459-1704

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